「
阪急杯・G3」(27日、阪神)
主役は重賞2勝&G1・3着の実績馬
ダイアトニック。前走の
京都金杯は、ラチ沿いでロスなく運び、直線で差を詰めたが、ゴール前のひと伸びを欠き4着。それでも、休み明け+ハンデ57・5キロを背負って、勝ち馬から0秒1差なら上々だ。芝1400メートルは5勝、2着1回、3着1回と最も力を発揮できる条件。久々の勝利で大舞台に弾みをつける。
相手の筆頭は
京阪杯で豪快な差し切りVを決めた
エイティーンガール。出遅れて後方待機となったが、直線は外からグイグイ加速し、メンバー最速の上がりで突き抜けた。その後は休養に入り、今年の始動戦となるが、1週前追い切りは、栗東CWで5F68秒6-12秒2をマーク。素軽い動きで好ムードが漂う。重賞連勝の可能性も十分にある。
阪神C4着の
タイセイビジョンもV候補の1頭。以前はムラ駆けタイプだったが、重賞で連続好走と成長を感じさせるレースぶり。引き続き同じ舞台なら条件は文句なしだ。
久々の前走・
淀短距離Sで4着と復調を示した
グルーヴィットも、底力はメンバー屈指。昨年の京王杯SC2着以来、休養していた
トゥラヴェスーラも、昨年の
高松宮記念で4着した力量馬。休み明けでも軽視は禁物。カーバンクルSでオープン初Vを飾った
サンライズオネストは、名手・
武豊とのコンビが魅力だ。
提供:デイリースポーツ