3月6日(日)に中山競馬場、芝2000mで行われる
弥生賞。ここへ出走を予定しているのが、昨年の
JRA賞最優秀2歳牡馬に選出された
ドウデュース(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝23日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
角馬場での運動を終えた後、
武豊騎手に乗り替わって、CWへ入場。先頭に
ジュンライトボルト、これに
セレシオンが続いて、3頭の一番後ろから追走という形になった。
向正面に入ったところで先頭との差は1秒半くらい。これが3コーナーでは4馬身くらいまで縮まっていくが、行きたがっている素振りはなく、
パワー満点の掻き込むフットワークが凄まじいという印象。
最後の直線は内から前へ。ここでも力強い走りで推進力は抜群。前に並びかけたと思ったら、あっさりと2頭を追い抜き、最先着でのゴール。時計は6F79.0-5F64.9-4F51.0-3F36.5-2F22.8-1F11.3秒。
直線は11秒前半を2F続けていて、余力は十分。先週のCW追い切りもいい動きに思えたが、あの内容を経て、更に動いた今週といった感じ。本番は先になるので、もっと良くなるのは先だろうが、現時点でも十分な雰囲気を醸し出している。
(取材・文:井内利彰)