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【POG】手塚厩舎の2歳馬はエピファネイア産駒がいい!?(美浦発)

デイリースポーツ
  • 2022年02月26日(土) 11時22分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 関東の中央競馬は今週から舞台を中山へ。最終日には皐月賞が予定されていますし、いよいよPOGシーズンも終盤戦に突入してきます。ちなみにトレセンでは早くも来シーズンのPOG取材が開始。いち早く取材を終えたのは手塚厩舎でしたが「今年の3歳はクラシックに出走できる馬が(現時点で)いないけど、今年の2歳はいいと思いますよ」と自信をのぞかせていました。チラッとお伝えしますと、どうもエピファネイア産駒が良さげな感じ…。まだ時期が早いだけにおぼろげな情報となってしまいますが、今後も少しずつお伝えしていければ。

 ちなみに「今年フィエールマン産駒が産まれるけど、その世代になったらフィエールマン産駒をたくさん預かりたいね。スピードがあった馬だし楽しみだよ」と先生は既に再来年まで見据えていました(笑)。個人的にもフィエールマンはディープ後継の中でも特に注目している一頭でして、どういう馬が出てくるか今から楽しみにしています。

 20日の東京で行われた3歳1勝クラス(芝1600m)はラスール(牝、藤沢和)が勝利。シンザン記念では人気を裏切る形となっていましたが、ここできっちり巻き返しましたね。藤沢和師は28日で定年を迎えるということで、宮田厩舎に転厩することがクラブのホームページで発表されています。開業してまだ時間が経っていませんが、素質馬が多く所属している厩舎ですし、今後の活躍にも期待したいです。

 セントポーリア賞で強い勝ち方を見せていたドゥラドーレス(牡、宮田)は毎日杯(3月26日・阪神、芝1800m)に向かうことが発表されました。近年は皐月賞に向かわず、毎日杯からダービーというローテーションが主流となっていますね。鞍上も引き続き戸崎圭ということです。しかし本当に宮田厩舎からはどんどん素質馬が出てきますね。そのセントポーリア賞で2着だったウィズグレイス(牝、国枝)はアネモネS(3月13日・中山、芝1600m)へ向かうとのこと。

 ヒヤシンスSを勝ったコンバスチョン(牡、伊藤圭)はUAEダービー(3月26日・メイダン、ダート1900m)を目標に。

 昨年秋に東京の新馬戦で強い勝ち方をしてから休養に入っていたサリエラ(牝、国枝)が23日に美浦へ帰厩。フラワーC(3月21日・中山、芝1800m)を目標に調整を進めるとのこと。ダイバリオン(牡、池上和)は1勝クラス(3月6日・中山、芝1600m)へ向かう。鞍上は引き続き北村宏。(馬三郎美浦支局・木村)

提供:デイリースポーツ

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