「
チューリップ賞・G2」(5日、阪神)
阪神JF4着の
ナミュールが2日、初コンビを組む横山武を背に栗東坂路で切れのある動きを見せた。
美浦から駆け付けた横山武を背に、
ナミュールは栗東坂路で
アトリビュート(5歳2勝クラス)と併せ馬。活気あふれる動きで坂を駆け上がり、しまい強めに追われると4F54秒8-40秒4-12秒0をマークした。
2馬身半先着に、見守った高野師は「馬体を合わせてもゆったりと走れていたし、ギアの入り方や、伸びてくるときのス
トライドなどを確認しましたが、想定通りでしたね。動きは良く見えました」と内容を評価。引き揚げてきた鞍上の声にも耳を傾け、「まだしっかりしていないところはあるけど乗り味がいいし、反応の速さも素晴らしかったと。とてもいい顔で(馬を)降りてくれました」と満足げにうなずいた。
何と言っても課題は
阪神JF(4着)で致命傷となったゲート。時間をかけて、しっかりと対策を講じてきた。「かなり集中的に矯正しました。馬の理解度が早くて解決に向かいましたし、今度はしっかりと発進してくれると思います」。優先出走権の獲得はもちろん、完璧な勝利で汚名返上といく。
提供:デイリースポーツ