丸田恭介騎手(35)=美浦・フリー=が、かつて所属した宗像厩舎の馬で土日重賞Vを目指す。5日中山のオーシャンSで
ナランフレグ、6日中山の
弥生賞ディープ記念では
ラーグルフに騎乗。07年のデビューから18年4月にフリーになるまで、サポートを受けた師匠への恩返しを誓った。
ナランフレグは前走の
シルクロードSで3着に入り、悲願のタイトル奪取まであと一歩のところまで来ている。「前走はもうひとつ状態が上がりそうという感じだったのですが、今回は先週の時点でいい雰囲気。以前より右回りも上手になっています」と成長ぶりを強調した。
そして
ラーグルフとのコンビでは、前走
ホープフルSで3着に好走。世代トップクラスの能力を示した。2日の美浦Wでの最終リハに騎乗し、「変わりなくいい感触でした。メンバーは強いけど、G1であれだけやれたのだから」と力を込める。
師匠の管理馬で臨む週末へ向けて、「先生にはずっと助けてもらってばかり。期待に応えたいです」と気を引き締めた。(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ