デビュー2年目を迎える
永島まなみ騎手(19)=栗東・高橋康=が、2月27日の小倉7Rで待望の22年初勝利をマーク。産みの苦しみを味わったが、この勝利を機にさらなる
ランクアップを目指したい。
Vへと導いた
ラグラスドシエルは、2月末で定年引退した
浅見秀一元調教師の管理馬。師の最後の勝利となる通算666勝目をプレゼントし、「私自身、お世話になった浅見厩舎の馬での初勝利でした。先生にお会いすることはできませんでしたが、連絡すると“やっと勝ったな”と言ってもらえました」と恩返しVに胸をなで下ろす。
感傷に浸る間もなく、今週から後輩がデビューする。調教時の
ヘルメットも黄色から青色に変わった。「(今村)聖奈ちゃんも入りましたからね。負けないように、より一層努力して頑張りたい」と女性騎手の先輩として気を引き締める。
期待の鞍は、6日阪神8R
ミヤコシスター。「前走は直線で外に膨れるような感じに…。あれは馬が頑張っての4着。今度はうまく回って結果を出したい」。浅見厩舎から新規開業の中村厩舎へ引き継がれた縁でのオ
ファー。今週は中村師に開業祝いのVを届けたい。
提供:デイリースポーツ