2009年の仏ダービー(G1)覇者で、種牡馬としても活躍したルアーヴル(
Le Havre)が死亡したことがわかった。16歳だった。けい養していたフランスのSumbeのTwitterで4日、発表された。
ルアーヴルは父Noverre(
その父Rahy)、
母Marie Rheinberg、母の父
Surakoという血統。現役時代はフランスのJC.ルジェ厩舎に所属し、
C.ルメール騎手の手綱で仏ダービーを制した。通算成績は6戦4勝。
引退後は種牡馬となり、
アヴニールセルタン(
デゼルの母)・
ラクレソニエール・ワンダフルトゥナイトと3頭のG1・2勝牝馬を送り出した。日本での産駒には2019年
フィリーズレビュー覇者
プールヴィルがいるほか、昨年の
朝日杯FS2着馬
セリフォスの母の父となっている。今年の2月に種牡馬引退が発表されたばかりだった。
新型コ
ロナウイルスの影響で、今週末の騎乗見合わせとなった
ルメール騎手は、Twitterで同馬を追悼。「彼は多くの人々の誇りでした。あなたがいなくなると寂しくなります」などと英語でツイートした。