「ドバイWCデー諸競走」(26日、メイダン)
2年連続でドバイワールドCに出走する
チュウワウィザードは10日、川田を背に栗東CWで国内最終追い。直線では鞍上に軽く促されると、低い重心で鋭い伸びを披露し、6F87秒3-38秒4-11秒5をマーク。盤石の仕上がりをアピールした。
見守った大久保師も「しまい重点でいい感じ。切れていましたね」と納得の表情。「去年は骨折もありましたが、徐々に戻ってきています」と完全復活への手応えをにじませた。
サウジC(9着)からの転戦だった21年は、世界の強豪を相手に内からしぶとく伸びて2着。「もう国内では左回りを確認するぐらい。向こうに行ってあと1本やれば、ちょうどいい感じになると思います」と師もリベンジに燃える。充実一途の7歳馬が、1年前の忘れ物を取りにいく。
提供:デイリースポーツ