13日の阪神8Rで、ルーキーの
今村聖奈騎手(18)=栗東・寺島=が、デビュー17戦目にして初勝利を挙げた。
今村聖奈騎手のJRA初勝利に師匠の
寺島良調教師=栗東=は安堵の表情を浮かべた。しかも、自厩舎の馬での勝ち星だけに喜びもひとしおだ。
「ゲートを切るまでが勝負だと思っていました。競馬は上手に乗ってくれました。追いだす感じもちょうどよかった。調教も乗っていたので、ジョッキーには指示はしていません。この2週間を見ても、緊張せずに度胸が据わっている子だと思っていました。僕もだけど、本人が一番ホッとしていると思う。短い距離で4キロ減を生かした競馬ではないですから、価値のある1勝だと思うし、自信が持てるでしょう」と話した。
また父の今村康成調教助手=栗東・飯田祐厩舎=も、
メモリアルVの実感をかみしめた。「先週もたくさんの馬に乗せてもらって結果が出ていなかったので、本人が一番ホッとしていると思います。勝つ時は上手に見えるものですね。初勝利に満足せず、次の1勝を目指して頑張ってほしいと思います。みなさんに感謝して、また頑張ってほしいです」と愛娘にエールを送った。
提供:デイリースポーツ