2021年の全米最優秀短距離牝馬シシ(牝6、父イルーシヴクオリティ)が、12日(土曜日)にアーカンソー州にある
オークローンパーク競馬場で行なわれたG2
アゼリS(d8.5F)に出走。7Fを超える距離を走るのは、4着に敗れた昨年5月のG2サンタマリアS(d8.5F)以来6戦ぶりだったが、前半4番手から直線入口で先頭に立つ危なげのないレースぶりで優勝。今季初勝利を手にした。
前走G3
ヒューストンレディースクラシックS(d8.5F)を3.3/4馬身差で制し、2度目の重賞制覇を果たしての参戦だったポーリンズ
パール(牝4、父タピット)が、前半6番手から追い込み3/4馬身差の2着。3つのG1を含む重賞7勝馬で、昨秋のファシ
グティプトン11月市場にて500万ドルで購買された後、今季も現役に留まったシーデアズザ
デビル(牝5、父デアデヴィル)は、逃げて粘れず3着に終った。
昨シーズンのシシは6戦し、G1BCフィリー&メアス
プリント(d7F)を含む3重賞を制覇。今季緒戦となった2月5日のG2サンタ
モニカS(d7F)は2着に敗れていた。
今後は、4月23日に
オークローンパーク競馬場で行われるG1アップルブロッサムH(d8.5F)に向けて調整される予定。
(文:合田直弘)