3月26日(土)に中山競馬場、芝2500mで行われる、
日経賞。ここに出走を予定しているのが、昨年のステイヤーズSで重賞初制覇を果たした
ディバインフォース(栗東・
寺島良厩舎)。今朝16日はレースに向けた1週前追い切りをCWで行っている。
今村聖奈騎手(レースは
田辺裕信騎手)を背に、Bコースを半周。その後、ハローが終了した直後のCWへ2コーナーから入場。馬場入りを待っていた他厩舎の馬はいたものの、追い切り自体は単走。向正面では他馬に追い抜かれるシーンもあったが、折り合いを欠くこともなく、スムーズに3コーナーへと入っていく。
4コーナーは一番外を回って、負荷のかかる状態。にも関わらず、手応えは楽な感じで最後の直線に入り、ゴール前ではしっかりと追われた。少しエンジンのかかりが遅かったのか、ゴールを過ぎても勢い余って、という感じ。
時計は6F83.6〜5F66.5〜4F51.1〜3F36.7〜2F23.0〜1F11.5秒。道中はきれいな加速ラップを踏んで、最後の直線は11.5秒の持続。勢い的にはゴール前が一番速く見えるくらいだったし、休み明けでもしっかり動ける状態で、重賞連勝に向けて態勢は整っている。
(取材・文:井内利彰)