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高松宮記念・G1」(27日、中京)
21年暮れの
香港スプリント2着以来となる
レシステンシアは16日、新鞍上・横山武を背に栗東坂路へ登場。途中で進路を大きく変更するロスはあったが、文句なしの加速力で4F50秒1-36秒1-11秒7をマーク。圧巻のスピードを見せつけた。
初コンタクトを終えた鞍上は「想像以上に体をダイナ
ミックに使う馬だなと思いました。癖のある感じでもなかったです」と好感触。松下師も「香港で減った馬体が戻り、少し太いぐらいでも息遣いは問題ない。あと1週間ありますし、輸送も含めてちょうど良くなると思う」と順調な調整ぶりに目を細めた。
阪神JFを圧勝して以降、21年の当レースなどG1で2着5回と涙をのんできた。「舞台は問題ないし、間隔も全く気にしてません」と指揮官。2年3カ月ぶりの金メダル獲得へ向けて、着々と準備を進めていく。
提供:デイリースポーツ