「
ファルコンS・G3」(19日、中京)
新型コ
ロナウイルス感染のため戦線を離脱していた
クリストフ・ルメール騎手(42)=栗東・フリー=が、19日から実戦復帰する。水曜は栗東トレセンで騎乗を再開。元気な姿を見せた名手が、復帰早々に重賞Vを狙う。
4勝を挙げたサウジCデー諸競走から帰国後、待機期間中に新型コ
ロナウイルスの陽性が判明。「日本に帰ってきた時はうれしかったけど…。熱が出て、喉が3日ぐらい痛かった。その後は体は元気だったが、気持ちがしんどかった」と苦笑いで振り返る。
隔離中はネットフリックスで海外ドラマを見る毎日。ウーバーイーツを利用するなど普段と違う生活リズムを強いられたが、「筋トレはしていたし、体重も変わっていない」と自信たっぷり。復帰に向けて態勢万全だ。
日本では22年、まだ重賞を勝ってはいないものの、サウジを席巻した勢いを持ち込みたい。「休み明けだけど、状態はいいと思う。頑張りたい」と話すス
プリングSの
アライバルも注目だが、勝負度合いで勝るのは
ファルコンSの
レディバランタインの方だろう。「千四はピッタリ。中京も合いそう。引っ掛かるので息を入れられれば、いい競馬ができる」と意欲十分。来週にはドバイ遠征も控えており、ここで勝利を飾って世界への弾みをつけたい。
提供:デイリースポーツ