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高松宮記念・G1」(27日、中京)
グレナディアガーズが初コンビの福永を背に、圧倒的な脚力を披露した。17日、栗東CWの併せ馬で、
アラジンバローズ(5歳1勝クラス)を4馬身追走。アッと言う間に差を詰めると、ラスト1Fでたたき出したタイムは圧巻の10秒8。余裕残しの状態ながら、あっさり2馬身先着を決めた。
鞍上は「動きはさすがですね。非常にレベルが高い。最後は11秒を切っている感じがあったし、本当に動く」と手綱から伝わる感触の良さに、称賛の言葉を並べた。キャリア初となる千二にも、「フォーム的にはよくマイルに対応させていたなという印象」とス
プリンターとしての適性の高さを強調した。
21年暮れの阪神Cで鮮やかに復活を遂げた、2歳マイル王の新たな挑戦。「簡単ではないけど、うまく走れば勝てると思う」と、かなりの自信を胸に勝負の時を待つ。
提供:デイリースポーツ