阪神11Rの第70回
阪神大賞典(4歳以上GII・芝3000m)は1番人気
ディープボンド(
和田竜二騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分5秒0(良)。3/4馬身差の2着に5番人気
アイアンバローズ、さらに1馬身半差の3着に3番人気
シルヴァーソニックが入った。
ディープボンドは栗東・
大久保龍志厩舎の5歳牡馬で、父
キズナ、
母ゼフィランサス(母の
父キングヘイロー)。通算成績は16戦5勝。
レース後のコメント
1着
ディープボンド(
和田竜二騎手)
「昨年と違って内の馬場も良さそうだったので、その点が気になっていました。人気を背負う立場できっちり結果を出してくれて、本当に頼もしい馬です。
(今日のレースは)スタートから枠を考えて、内を見ながらと思っていました。道中は行きたいポジションで脚を溜められました。動きもあった中で自分のリズムを守ろうと思っていました。3,4コーナーで外を回る形になって、手応え的にしんどいかなと思いましたが、地力が違っていて余裕で差し切ってくれました。
本番に向けてまた上積みがあると思いますし、勝って本番を迎えたいという気持ちもありました。結果を出してくれて頼もしい馬だと思いました。昨年は本番で惜しいところで敗れました。この馬は牧場に帰って毎回成長してくれる馬です。タイトルを取れる馬だと思いますし、次も結果を出せるように頑張ります」
2着
アイアンバローズ(
石橋脩騎手)
「スタートも良く本当はジッとしていたかったのですが、最初の入りでペースが遅く噛み始めていたので、スタミナを生かす競馬がしたかったので、突っついていきました。最後まで止まっていませんし、すごく伸びているんですが、スッとかわされてしまったので、相手は強かったと思います」
3着
シルヴァーソニック(
川田将雅騎手)
「前回よりも遥かに内容良く、重賞でここまで頑張れました」
4着
マカオンドール(
吉田隼人騎手)
「リズム良く運べましたが、ペースが落ち着きました。2周目の3コーナーで
ディープボンドを前に置いて、良い目標になりました。ジッとしていたので最後は伸びると思いましたが......。よく頑張っていたと思います」
5着
ユーキャンスマイル(
藤岡佑介騎手)
「いつもより出し加減で、勝ち馬の後ろをキープすることができました。スムーズに上がって行って、そこからもうひと脚使えれば、もっと上位に加わることができるのですが。年齢的なものを考えると、よく頑張ってくれています」
6着
キングオブドラゴン(
坂井瑠星騎手)
「リズム良く運ぶことができました。4コーナーで後続を振り切るイメージでしたが、さすがに上位の馬は強かったです。でもこの馬もよく頑張っています」
12着
ゴースト(
鮫島克駿騎手)
「ある程度前につけて持ち味を生かす競馬をしましたが、相手が強かったです。今日のところは力負けといったところでしょうか」
ラジオNIKKEI