競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
24日には12頭の2歳馬がゲート試験に合格。いよいよ本格的に2歳の緑ゼッケンが増えており、クラシック本番を前に来年度POGの空気がどんどん濃くなってきました。良血馬の宝庫・国枝厩舎からは先週18日に
スティルディマーレ(牡、国枝、父
ロードカナロア、
母コケレール)、
シーズアタイガー20(牡、国枝、
父ハーツクライ)の2頭が、24日には
カヴァートラブ20(牝、国枝、父
ドゥラメンテ)、
コンドコマンド20(牝、国枝、
父ハーツクライ)、
トレジャリング20(牝、国枝、父
サクソンウォリアー)がゲート試験に合格。
他厩舎では
グランサバナ(牡、田村、父
ドレフォン、
母エンジェルフォール)、
メジャーエンブレム20(牡、田村、父
ロードカナロア)、
アルファインディ(牡、宮田、父
モーリス、
母パーシーズベスト)、
エリカキルシェ(牝、宮田、父
マインドユアビスケッツ、
母ゴルトキルシェ)、
シャンディエン(牡、林、父
ドレフォン、
母デグラーティア)などの良血馬もゲート試験に合格しています。今年もノーザンF生産馬の始動が早そうですね。今後の入厩馬、試験合格馬の動向にも注意していきたいと思います。
ス
プリングSで2着だった
アライバル(牡、栗田)。いつもよりも位置を取りに行って、勝ちに行く作戦だったと思いますが、勝ち馬がしぶとかったですね。あと少しでした。権利は獲りましたが、
皐月賞は回避して様子を見ながら次走を決めていくそう。
フラワーCで2着だった
ニシノラブウインク(牝、小手川)は
桜花賞には向かわず、
オークス(5月22日・東京、芝2400m)に直行する予定。同レース3着の
シンティレーション(牝、池上)は一度放牧へ。今後の動向は馬の様子を見ながら決定するとのこと。新馬戦で2着して放牧に出されていた
ルージュバックの初子
ブラーバック(牝、大竹)は未勝利戦(4月2日・中山、芝2000m)で復帰予定。鞍上は引き続きルメール。(馬三郎美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ