前走
香港スプリントに出走した
レシステンシア。アク
シデントには大きく巻き込まれることなく、2着を確保しました。
「大きな事故はありましたけれども、ジョッキーが上手に回避してくれて、馬も諦めずに最後までしっかり走ってくれました」と松下師。
これまで、このようなアク
シデントもクリアし、13戦5勝、2着も5回という堅実な走りは、
レシステンシアの毎回精一杯真面目に走る気性ゆえ、と言えるでしょう。
でも、2着っていちばん悔しいものですよね…。わたしが競馬記者になりたてのころ、厩舎の方から「2着以下は全部一緒。1着になってこそ、意味がある。2着がいちばん悔しい」という話を聞き、すごく強烈に勝負の世界独自の考えや厳しさを知ったのを昨日のことのように覚えています。
「悔しいですけど、成績自体は立派な成績だと思いますので、もう一つタイトルをとりたいです」(松下師)
鞍上には
横山武史騎手を迎え、態勢は万全。当日の馬体重は「510キロ台になると思います」(松下師)とのこと。5歳春、悔いのない走りを期待しています!
(取材・文:花岡貴子)