中山11Rの第29回
マーチステークス(4歳以上GIII・ダート1800m)は2番人気
メイショウハリオ(
浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒2(重)。半馬身差の2着に12番人気
ケンシンコウ、さらに3馬身半差の3着に3番人気
ブルベアイリーデと1番人気
ヒストリーメイカーが同着で入った。
メイショウハリオは栗東・
岡田稲男厩舎の5歳牡馬で、
父パイロ、
母メイショウオウヒ(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は15戦6勝。
レース後のコメント
1着
メイショウハリオ(
浜中俊騎手)
「位置にはこだわらず、上がりの競馬をしようと思っていたので、無理に位置を取らないでゆっくりと進めました。道中、スムーズに走っていましたし、直線はすごく伸びてくれました。途中で交わせると思うほどでした。この馬らしい走りだったと思います。地力もアップしていますし、さらに大きなレースで活躍してほしいです」
(
岡田稲男調教師)
「輸送で馬体が減ってしまい、心配しましたが、それをはねのけてくれました。すごい脚でしたね。今後については様子を見たいと思います」
2着
ケンシンコウ(
丸山元気騎手)
「気分次第のところがある馬です。今日は馬の気分が良かったことが良い結果につながったと思います」
3着同着
ブルベアイリーデ(
戸崎圭太騎手)
「久々の右回りがどうかと思いましたが、全く戸惑うところはありませんでした。レースが上手な馬で、今日も安定して走れていました」
3着同着
ヒストリーメイカー(
内田博幸騎手)
「内でつつまれるよりもいいかと思い、外を回りました。気分良く走っていました。年齢の割に頑張っています。速いタイムの出る馬場にも対応できました」
5着
カデナ(
三浦皇成騎手)
「偉い馬です。この年齢になっても、以前に乗った時より、体の使い方や馬の雰囲気は良くなっていました。この馬場状態で、57.5kgの負担重量を考えると、よく頑張っています」
6着
デュープロセス(
古川吉洋騎手)
「久々のダート戦だった分、スタートでつまずきかけました。ただ、距離を延ばしても大丈夫でしたし、今後のレースの選択肢が広がったと思います」
7着
オメガレインボー(
横山和生騎手)
「馬の雰囲気は良かったのですが...。もう一列前のポジションを取りに行っても良かったかもしれません」
8着
アナザートゥルース(
菅原明良騎手)
「前回はかかり気味だったのですが、今回は折り合って、やりたい競馬ができました。この馬には時計がかかるような馬場の方が向いています。今日は馬場が向きませんでした」
10着
ダノンスプレンダー(
斎藤新騎手)
「時計が速かったですし、追走するところで脚を使ってしまいました。パサパサのダートで見直したいです」
ラジオNIKKEI