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【大阪杯展望】年度代表馬エフフォーリアがいよいよ始動

デイリースポーツ
  • 2022年03月28日(月) 10時33分
 「大阪杯・G1」(4月3日、阪神)

 昨年の年度代表馬エフフォーリアがいよいよ今季初戦を迎える。昨年はダービーこそ鼻差の2着に敗れたものの、皐月賞天皇賞・秋有馬記念を制覇。通算7戦6勝。芝2000メートルでは4戦4勝と負け知らずだけに、始動戦からVへの期待は高まる。関西初見参となるが、鹿戸師は「年度代表馬の名に恥じない競馬が求められる。もちろん、勝ちにこだわっていくつもり」とV宣言。王者として、堂々と主役を務める。

 連覇を目指すレイパパレも上昇ムードだ。昨年は無傷の6連勝で当レースを制し、G1ウイナーとなった。その後は勝ち星から遠ざかっているが、前哨戦の金鯱賞2着に復調の兆しがうかがえた。高野師も「久しぶりにいい内容で走れましたし、収穫は多かった」と手応えをつかむ。

 そのレイパパレ金鯱賞で破ったのが、目下5連勝中と快進撃を続けるジャックドールだ。勝ちタイムは1分57秒2。レコードVでの重賞初制覇はかなりインパクトがあった。藤岡師は「もともと4歳になればと思っていた。番手でも競馬はできるタイプ。相手は強いが、時計勝負になれば」と6連勝でのG1制覇を描く。

 京都記念で重賞初制覇を果たしたアフリカンゴールドも、7歳とは思えないほど元気いっぱい。AJCCを制したキングオブコージも中間の気配は前走以上だ。昨年のエリザベス女王杯の覇者アカイイト小倉大賞典を制したアリーヴォ、堅実駆けのポタジェなど、伏兵陣も多彩な顔触れとなった。

提供:デイリースポーツ

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