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【大阪杯展望】内回り適性が求められるレース、あの馬の大駆けを期待したい

  • 2022年03月30日(水) 06時00分
 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったが、過去10年で1〜3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回のみと、人気通りに決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つと言える。

1.前走5着以内

 GII時代も含む過去10回で、前走5着以内だった馬が[9-8-10-57]で複勝率32.1%なのに対し、前走6着以下だった馬は[1-2-0-41]で複勝率6.8%。前走掲示板を外した馬の巻き返しはあまりない。

2.内・小回り重賞の実績に注目

 昨年の覇者レイパパレは同舞台のチャレンジCを制しており、2着のモズベッロも前年の宝塚記念で3着だった。他にも、アルアインペルシアンナイトキタサンブラックヤマカツエースら多くの好走馬には、それ以前に内・小回りコースの重賞で好走した実績があった。

3.距離短縮組が中心

 過去10回で、前走からの距離短縮となる馬は[4-6-8-36]で複勝率33.3%なのに対し、前走も2000mだった馬は[3-2-1-28]で複勝率17.6%、距離延長組は[3-2-1-34]で複勝率15.0%。

 アフリカンゴールドは元々力がありながら気性面が影響して力を出し切れないレースが続いていた印象だが、近走国分恭介騎手とのコンビに替わってついに素質開花。前走の京都記念はGI級の馬も相手にいたが、後続を寄せ付けない逃げ切りで重賞初制覇を飾った。相手強化や同型との兼ね合いなどクリアすべきハードルは低くないとはいえ、条件設定は合うだけにここでも一発の魅力はある。

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