「
大阪杯・G1」(4月3日、阪神)
21年の
年度代表馬エフフォーリアが30日、美浦Wで躍動。
有馬記念以来の実戦に向け、しっかり乗り込んで態勢を整えてきた。
先週と同じで美浦Wの3頭併せ。1週前は一番後ろを追走して最後は内に入ったが、今週は2番手からスタートして2頭の間に入る形を取った。最後はスッと反応して6F82秒5-37秒3-11秒2の好時計を記録。
ルッジェーロ(7歳オープン)と併入、
レッドリベリウス(3歳未勝利)に3馬身先着した。
◆
横山武史騎手 -追い切りの感触は。
「1週前はもう少しピリッとした部分が欲しかったので、今週は前に馬を置いて後ろからつつく形に。理想的な追い切りができたし、馬に変化も見られたので良かったです」
-具体的な変化は。
「いつも後ろから追い掛ける形を、今回は後ろからつついてもらったことで、先週よりも反応は良かったし、何より手前の変え方がスムーズでした。先週よりも良くなっていると感じました」
-現時点での状態は。
「秋の天皇賞ほどではないけど、
有馬記念よりは上がって、(天皇賞を10割とするなら)8割くらいの状態で出られると思います」
-舞台は初の阪神芝二千。
「器用な馬なので、コース形態は心配はしていないです」
-意気込みを。
「昨年の
年度代表馬で
グランプリホース。それに恥じないような競馬ができるように頑張りたいです」
◆
鹿戸雄一調教師
-中間の雰囲気は。
「多少、体に余裕はあったけど、問題なくケイコを進められました。先週、負荷をかけたので、今週は3頭併せで最後に併せる形に。問題なく、いいケイコでした。体も絞れていい感じです」
-今回は関西初見参。
「ここ最近はおとなしくなって、問題はないと思います。1日早く阪神競馬場へ行ってスクーリングを行い、慣れさせようと思っています。(舞台設定も)小回りで勝っているので、心配はしていないです」
-本番に向けて。
「私の仕事は体調を万全に送り出すことで、そこをしっかりやってきました。あとはレースまでしっかりやりたいです」
提供:デイリースポーツ