「
ダービー卿CT・G3」(4月2日、中山)
年明けの
京都金杯3着後、休養していた
カイザーミノルは30日、栗東坂路で久々を感じさせぬ好アクション。滑らかに加速して4F53秒2-38秒8-12秒4で駆け上がった。北出師は「いいね。いつも通り走らせたら、いい動きをしてくれる」と満足そうに笑みを浮かべる。続けて「前走は硬かった。その前の
天皇賞・秋がこたえたんだろうね。だから、暖かくなるまで待ったんだ」と3カ月の間隔を取った理由を説明する。
重賞では前走を含めて銅メダルが3回。まだタイトルには手が届いていない。「何とかここで賞金を加算したい。マイルは合うからね」とトレーナーは勝ち負けを意識する。陽気に包まれた中山で、待望の重賞初Vを決めたいところだ。
提供:デイリースポーツ