中山11Rの
ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は11番人気
タイムトゥヘヴン(
大野拓弥騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒3(良)。アタマ差の2着に12番人気
フォルコメン、さらに3/4馬身差の3着に1番人気
ダーリントンホールが入った。
タイムトゥヘヴンは美浦・
戸田博文厩舎の4歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母キストゥヘヴン(母の
父アドマイヤベガ)。通算成績は14戦2勝。
レース後のコメント
1着
タイムトゥヘヴン(
大野拓弥騎手)
「芝は午前中から外が伸びる傾向にあると感じでいたので、内枠から一旦下げて外に出すという選択をしました。(自身3年ぶりの重賞勝ちに)久々に勝てて嬉しいです。戸田先生も
キストゥヘヴンの仔ということで感慨深い様子でしたし、喜んでもらえて嬉しいです。切れる脚を持っているので、それを活かして、レベルの高い相手に頑張ってもらいたいです」
(
戸田博文調教師)
「乗り難しいところはありますが、ジョッキーが手の内に入れてくれて上手に乗ってくれました。内容のあるレースでした。母の
キストゥヘヴンが
京成杯オータムハンデキャップを勝った時と似た競馬をして、同じくらいの時計で差し切ってくれて感慨深いです。タイトルを獲れましたし、自信を持ってGIIやGIに向かっていきたいです」
2着
フォルコメン(M.デムーロ騎手)
「3〜4コーナーの手応えも良く、抜け出してからは勝てると思いましたが、勝ち馬の脚が違いました」
3着
ダーリントンホール(
横山武史騎手)
「スタートがもう一つで、もう少し良いポジションを取りたかったです。それでも
グラティアスの後ろで脚を溜めることが出来ました。ただもう少し切れると思っていましたが、思ったほど切れてくれませんでした」
4着
グラティアス(
三浦皇成騎手)
「一度マイルを使っていたので、上手く対応してくれました。展開的に流れてくれて、前を見ながら上手く運ぶことが出来ました。ただ坂を上がってからは、併せ馬で勢いのついた馬に交わされてしまいました」
5着
ギルデッドミラー(
石橋脩騎手)
「馬の雰囲気は良かったです。内の枠からある程度出していきました。最後力んでいましたが、途中から落ち着いて走っていました。最後は内を捌いていきましたが、馬場的には外の馬に有利でした。よく頑張っています」
10着
ザダル(
田辺裕信騎手)
「追走が楽という感じではありませんでした。タメがきかなかったです。内を通りましたが、緩い馬場がよくなかったのかもしれません」
ラジオNIKKEI