現地時間2日、アメリカのオークローンパーク競馬場でG1・アーカンソーダービー(3歳・ダ1800m・9頭立て)が行われた。同レースは中部地区のケンタッキーダービー前哨戦として知られる。

　道中は4番手を進んだ3番人気サイバーナイフ(Cyberknife、牡3、F.ジェルー騎手)が徐々に前へと進出し、4コーナーまでには先頭に並びかける。

　直線に向くと後続を突き放し、後方から内を突いて脚を伸ばした5番人気バーバーロード(牡3、R.グティエレス騎手)に2.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒42(良)。

　3連勝中で1番人気のシークレットオース(牝3、L.コントレラス騎手)は、後方からまくるように追い上げたが勝ち馬を脅かすには至らず、2着馬との追い比べにも敗れ、3/4馬身差の3着だった。

　サイバーナイフは、父が2017年から2018年にかけG1・5連勝を果たしたGun Runner、母Awesome Flower、母の父Flower Alleyという血統。米国のB.コックス厩舎の管理馬。通算成績は6戦3勝で、これが重賞初制覇。G1は初出走での戴冠となった。