阪神11Rの第66回
大阪杯(4歳以上GI・芝2000m)は8番人気
ポタジェ(
吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒4(良)。クビ差の2着に3番人気
レイパパレ、さらにハナ差の3着に7番人気
アリーヴォが入った。
ポタジェは栗東・
友道康夫厩舎の5歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母ジンジャーパンチ(母の
父Awesome Again)。通算成績は15戦6勝。
レース後のコメント
1着
ポタジェ(
吉田隼人騎手)
「強い馬が相手でしたが、一発狙っていました。前走、馬のリズムで行って進んで行かず、今日は枠も良かったので、ある程度位置を取りに行きました。ペースは早いかなと思いましたが、勝つためにはついて行くしかありませんでした。3コーナーではこのペースに耐えられる馬とそうでない馬とに分かれたのでそこからは楽でした。最後は
レイパパレを見ながらがむしゃらに追いました。決して綺麗な追い方ではありませんでしたが、よく頑張ってくれました。賢くて、センスのある馬。立ち回りも上手でもう一段ギアが上がればもっと上へ行けると思います」
2着
レイパパレ(
川田将雅騎手)
「この間隔、中二週の間隔でも具合よく競馬を迎えることが出来て、レースもしっかり勝ちに行って、精一杯の走りをしてくれましたし、負けはしましたが、とても良い内容でこの馬らしい走りをしたと思います」
3着
アリーヴォ(
武豊騎手)
「スムーズに行って直線は手応えがありました。一瞬は勝てると思いましたが、最後は一緒の脚になりました。このメンバーでもやれる馬です」
4着
ヒシイグアス(
池添謙一騎手)
「初めて乗りましたが、返し馬から緩い感じがしました。良化途上の感があり、右トモが入ってこない感じでした。内にモタレながら走っていました。この状態でも差を詰めていますし、GIでもやれる馬だと思います。良い時はもう2つくらい状態が良かったのだと思います」
5着
ジャックドール(
藤岡佑介騎手)
「いつもほどダッシュがきかず出して行った分ペースが速くなりました。右トモを落鉄していて、影響があったのかもしれません」
7着
アフリカンゴールド(
国分恭介騎手)
「スタートはいつも通りで、先行争いが激しくなったので道中はずっと促しつつ、瞬発力勝負は分が悪いので、強い逃げ馬を目標に運びました。最後までしぶとく全力で走ってくれました。適性距離はこれより少し長くても良いのかなと思います。よく頑張ってくれました」
9着
エフフォーリア(
横山武史騎手)
「普段は金曜、土曜と調教に乗れているのですが、輸送で乗れないということで返し馬に乗ったときにピリッとさせるようにしたつもりでしたが、今日はハミを取らなかったというかこの馬らしさがなくて、終始もっと早めに踏んで3コーナーぐらいから行きたかったのですが動けるような余力がありませんでした。一週前で重かったので、メリハリが無く、そのメリハリの無さが今日もろに出てしまったのかもしれません」
10着
アカイイト(
幸英明騎手)
「3コーナーから4コーナーで思った感じで動いて行けませんでした。
エフフォーリアを前に見てそこから上がって行ければと思ったのですが、上手く上がって行けませんでした」
13着
レッドジェネシス(藤岡康太騎手)
「スタートからポジションを取ろうと促してはいるのですがまだ馬の気持ちが前向きになりきっていなくて進みが悪くて、切り替えて後ろから運びました。それでもブリンカーの効果もあって最後は前走より集中して走れていました」
14着
マカヒキ(
岩田望来騎手)
「今日はついて行くことに手一杯で、レースは一生懸命走ってくれました。(いろいろ)合わなかったかなという感じです」
ラジオNIKKEI