「
桜花賞・G1」(10日、阪神)
チューリップ賞で
阪神JF4着の雪辱を果たした
ナミュールがV候補筆頭だ。課題のゲートをクリアし、中団から鮮やかに突き抜けて快勝。前哨戦で大きな収穫を得た。高野師は「能力の高さは間違いないですからね。今回の方が食いがいいので、管理はしやすいです」と明るい表情。1冠目奪取に向けて視界良好だ。
一転、追う立場となった昨年の2歳女王
サークルオブライフだが、振り返れば昨年8月のデビュー戦も3着。叩き良化タイプだけに、
チューリップ賞3着をネガティブに考える必要はないだろう。国枝師も「使ってガス抜きができたし、体の張りも良くなってきた」と本番での巻き返しに手応えをつかむ。
無傷の2連勝で
デイリー杯クイーンCを制した
プレサージュリフトにも注目だ。2戦ともに見事な大外一気。末脚の威力は強烈だ。太田助手は「現時点で前走と同じぐらいの馬体重。来週のひと追いで中身は整うと思います」と順調な仕上がりを強調する。
フィリーズRをレースレコードで制した
サブライムアンセムの勢いも侮れない。経験を重ねつつ着実にスキルアップ。中2週でも元気いっぱいだ。他にも、
武豊騎手&武幸厩舎の兄弟タッグで注目を集める
ウォーターナビレラに、
阪神JF2着からぶっつけで挑む
ラブリイユアアイズの走りも興味津々。
アネモネSの覇者
クロスマジェスティ、
エルフィンSを制した
アルーリングウェイなど、好メンバーが集った。
提供:デイリースポーツ