桜花賞と同じ週なので牝馬の上位陣は不在になるのが通例。また、18年から
アーリントンCが翌週に移動してきたため、
NHKマイルCを目指す馬がそちらに向かうことも多くなった。これらにより力関係が拮抗したメンバー構成になりやすい。
1.馬格が必要
過去10回の勝ち馬で、最も馬体重が軽かったのは12年の
カレンブラックヒルで466kg。10頭中7頭は480kg以上だった。馬体重459kg以下の馬は[0-1-3-39]で複勝率9.3%と苦戦傾向にある。
2.キャリアの少ない馬
3歳春にもなれば7戦以上キャリアのある馬も全く珍しくないが、過去10回のこのレースでキャリア7戦以上の馬は[2-1-4-44]で複勝率13.7%しかない。対して、キャリア5戦以下の馬は[5-7-3-57]で複勝率20.8%。キャリア3戦以下に絞れば[4-1-1-14]で複勝率30.0%。
3.軸は前走重賞組
過去10回で、前走重賞だった馬は[6-5-6-59]で複勝率22.4%なのに対し、前走オープン・リステッド組は[0-1-1-15]で複勝率11.8%、前走1勝クラス組は[3-4-3-48]で複勝率17.2%。
ティーガーデンは前走の
ファルコンSで8着に終わったが、ス
プリンターが作る速い流れで位置が取れなかった上に、直線では不利があった。不完全燃焼の内容であり結果は参考外で良いだろう。2走前に強い走りを見せた中山マイルに替わって巻き返しを期待。