現地時間29日、香港・シャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世C(3歳上、香G1・芝2000m)は、M.キネーン騎手騎乗の3番人気ビバパタカ
Viva Pataca(セン5、香・J.ムーア厩舎)が、中団追走から直線で抜け出して優勝した。勝ちタイムは2分01秒9(良)。1.3/4馬身差の2着には2番人気ヴェンジャンスオブレイン
Vengeance of Rainが入り、1番人気に推された日本の
アドマイヤムーンは後方2番手追走から直線大外を追い込むも、さらにクビ差の3着に敗れた。
勝ったビバパタカは、
父Marju、
母Comic(
その父Be My Chief)という血統の英国産馬。04年7月にイギリスでデビューし7戦5勝の成績で香港に移籍。移籍後は06年香港ダービーなどを勝って05〜06年シーズンの最優秀ステイヤーを獲得している。昨年の
香港C(香G1)は
プライド Pride、
アドマイヤムーン、ヴェンジャンスオブレインに続く4着、前走の
香港ゴールドCではヴェンジャンスオブレインからハナ差の2着だった。通算成績19戦10勝(重賞3勝)。
鞍上のM.キネーン騎手、管理するJ.ムーア調教師ともに、
エイブルワン Able Oneで勝った
チャンピオンズマイルに続くG1連勝となった。