「
桜花賞・G1」(10日、阪神)
非凡な瞬発力を見せた。
デイリー杯クイーンC勝ち馬
プレサージュリフトは6日、美浦Wで最終リハ。
レッドヴェロシティ、
インナリオ(ともに4歳2勝クラス)の間から直線で楽に加速し、最後は微妙なさじ加減で併入した。5F68秒6-38秒7-11秒7に、木村師は「1週前もいい動きでしたが、きょうもいい動き」と納得の表情を浮かべる。
その1週前追い切り直後のことだ。「腹が巻き上がって来週は難しくなると思ったが、5日にはパンプアップして立派に見えた」。ここにきて抜群の回復力を見せたという。「最終追いはハードワークを課していこうと方針を定めました」と、普段通りに手加減なく3頭併せを敢行。きっちり仕上げ切った。
過去の2戦はともに出遅れており、初の関西遠征も課題になるが、「素直でゲートは上手になっている。感情を爆発させるタイプでもないし、大きな馬体減は考えにくい。いい状態のまま送り出したいですね」と不安を期待が大きく上回っている。無敗戴冠なるか注目だ。
提供:デイリースポーツ