今週は予定されていた福島開催が順延となり、中山＆阪神の2場開催。まだ桜もわずかに残っているだろう阪神競馬場では、3歳牝馬三冠の第1弾となるGI・桜花賞(阪神・芝1600m)がスタートします。
　
　今年は、前哨戦やトライアル戦で上位になっていた馬たちがほぼ欠けることなく参戦。充実のメンバーで伝統の一戦が繰り広げられます。

　堅く収まるのか、それとも春のGI戦3週連続の波乱となるのか？ 注目レースの人気上位候補を確認しておきましょう。

　1番人気が予想されるのは、やはりナミュール(牝3・栗東・高野厩舎)。阪神JFでは1番人気ながら4着となってしまいましたが、前走チューリップ賞では1番人気に応えての1着。近2週GIで人気を裏切っている鞍上も、今度こその気持ちでしょう。

　次いで、阪神JF勝ち馬のサークルオブライフ(牝3・美浦・国枝厩舎)。前走チューリップ賞では3着となってしまいましたが、逆襲を狙っているはずです。

　さらに、武兄弟でのGI制覇が期待されるウォーターナビレラ(牝3・栗東・武幸厩舎)。前走クイーンC1着のプレサージュリフト(牝3・美浦・木村厩舎)。前走フェアリーS1着ライラック(牝3・美浦・相沢厩舎)。阪神JF2着からのラブリイユアアイズ(牝3・美浦・黒岩厩舎)など。ほかにもトライアルのチューリップ賞・フィリーズレビュー・アネモネS上位組が出走。実力拮抗の好メンバーとなりました。

　こんな混戦でチェックしておきたいのが、netkeibaオリジナルツール『調子偏差値』。

『調子偏差値』とは、出走馬の調子を偏差値化し、ランキング順でも表示できる競馬予想ツール。激走の可能性がある人気薄や危険な人気馬も数値でチェック可能で、調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップされます。

　それでは04月08日(金)に出た『桜花賞』調子偏差値速報をお届けしましょう。

　現在1番人気が予想されるのはサークルオブライフ。偏差値は75で2位となっています。この馬はこれまでの近4戦の数値は上昇傾向。阪神JFのときより上で期待度は大きいといえるでしょう。

　続いて2番人気予想のナミュールも偏差値75で3位。この馬は、前走のチューリップ賞で69と低い数値ながら好走。デキとしては文句なしといえるのではないでしょうか。

　3番人気予想のウォーターナビレラは偏差値73と上位2頭からはやや落ちますが、順位としては4位でこれも問題はなさそうです。

　そして気になるのは、偏差値75で堂々の1位になっている馬。これは、おそらく下位人気の1頭です。これが馬券に絡めば、高配当は必至といえるでしょう。

　さて、あなたの本命予定馬はどんな偏差値なのか？ 是非『調子偏差値』をチェックしてみてください。

　なお日曜日中山11R『春雷S(L)』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます！

※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。