昨年9月の神戸新聞杯以降休養しているワンダフルタウン(牡4、栗東・高橋義忠厩舎)は、体調が整わないため復帰レースとして予定していた新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)を回避する。復帰は夏以降になる見込みとのこと。

　ワンダフルタウンは父ルーラーシップ、母シーオブラブ、母の父ディープインパクト。叔母に2016年紫苑S覇者ビッシュがいる血統。

　2020年6月に阪神競馬場でデビュー。初戦で後のGI馬ダノンザキッドと対戦し、ここでは後塵を拝したが、2戦目で勝ち上がり。11月に京都2歳Sで重賞に初挑戦し、初制覇を果たすと、約半年の休養を挟んで挑んだ青葉賞で重賞連勝を決めた。通算成績は7戦3勝。