13日(水)
船橋競馬場で行われる
マリーンカップ(JpnIII)に出走予定の
クールキャット(牝4 美浦・
奥村武厩舎)について関係者のコメントは以下の通り。
クールキャットについて
奥村武調教師
「能力の高い馬ですが、トビが大きくて器用なタイプではないので、東京の2000mぐらいがちょうど良いのですが、いいレースが無く、仕方なく牝馬限定の重賞を使っていましたが、枠順に左右されて内に閉じ込められたりしていました。いずれはダートも良いかなと考えていましたが、
フローラステークスの賞金がもうすぐ切れるので、切れる前に、牝馬限定のダート
グレード競走を使おうと思いました。
不器用なので、船橋や盛岡、門別といった、ダートでも大回りのコースでないと対応が難しいかなと思います。また牝馬の交流重賞は縦長の展開になるので、内に閉じ込められることもないかなと思い、総合的な判断で
マリーンカップを使う事になりました。パワフルな馬で、ダートは向いていると思いますし、南関東なら船橋かなと思っていました。
追い切りは今朝行いました。単走で5ハロン66.7秒、ラストは11.2秒、楽に走っている感じで抜群の動きでした。
やってみないと、ダートはわかりませんが、チャレンジする価値はあるかなという感じです。ここを走れれば、芝と合わせて二刀流で行けるかなと思います。
フローラステークスの賞金が切れる前に、賞金加算をしたいという思いもあります」
(取材:木和田篤)
ラジオNIKKEI