阪神11Rの第82回
桜花賞(3歳GI・牝馬・芝1600m)は7番人気
スターズオンアース(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒9(良)。ハナ差の2着に3番人気
ウォーターナビレラ、さらに半馬身差の3着に6番人気
ナムラクレアが入った。
スターズオンアースは美浦・
高柳瑞樹厩舎の3歳牝馬で、父
ドゥラメンテ、
母サザンスターズ(母の
父Smart Strike)。通算成績は6戦2勝。
レース後のコメント
1着
スターズオンアース(
川田将雅騎手)
「何より勝ち切ってくれたことがありがたく思います。届いた感触はあったのですが、着差が僅かなので何とか出ていて欲しいなと思っていました。追い切りに乗ってどういう馬か把握しましたし、その中でこの馬が一番能力を出せる形で道中は走ろうと思っていました。
思ったよりは進んでいけなかったので、その中でこの馬のリズムを大事にしながら、無理させ過ぎないように道中を歩んできたつもりです。スペースも狭く、他馬とも接触しながら、それでも気持ちが強く最後まで走り切ってくれたことが勝ち切ることに繋がったので、彼女の気持ちの強さが最後前へ出ることに繋がったのだと思います。
とても良い走りで着差はわずかですが、勝ち切るまで良い内容で走ってくれています。これからさらに良い走りをしてくれればと思います」
2着
ウォーターナビレラ(
武豊騎手)
「今日は全てうまく行きました。状態も今までで一番良かったですし、返し馬もゲートもペースも思い通りでしたし、悔いのないレースでした」
3着
ナムラクレア(
浜中俊騎手)
「近走は我慢する競馬をしていましたし、調教から上手くいっていたので今日はもう内枠ということで、こういう流れを想定して、位置を取って我慢して、やりたいプランの競馬は出来ましたし、馬もそれに応えて道中も力まず走ってくれました。
最後も一瞬やったかなと思うところはありましたが、止まってしまいました。マイルはこなしてくれましたがベストはもう少し短い距離ですね」
4着
サークルオブライフ(M.デムーロ騎手)
「外枠がきつかったですね。良いスタートは切りましたが行ったら脚を使ってしまいますからね。阪神JFの時のようなレースにしたかったですからね。この前の競馬にしたくはありませんでした。
今日の馬場が内は悪いのですが、残っていますし
ナミュールと併せる形でした。位置的にひとつ下がっていました。折り合いをつけたかったですからね。仕方ありません。前走がジリジリとした脚でしたから...。それでもこの馬は外から伸びています。頑張りました」
5着
ピンハイ(
高倉稜騎手)
「折り合いもついて良い雰囲気で直線まで行きました。直線スムーズさを欠いてしまいました」
9着
サブライムアンセム(
岩田望来騎手)
「最後はしっかり来ています。課題の折り合いも我慢して走ってくれていましたし、結果には不満の残るものの、これから良くなってくる馬だと思います」
10着
ナミュール(
横山武史騎手)
「大外枠が決まってゲート面に関しては良いなと思いました。自分としては思い通りのレースをして我慢して、直線に向いた時も追い出しもこのタイミングという形でできました。ただ前回のような伸びがありませんでした。レースはスムーズでしたが弾けなかったのは何なのでしょう...。」
14着
フォラブリューテ(C.
ルメール騎手)
「
ナミュールの後ろで良いレースが出来ましたが、直線に向いて伸びませんでした」
ラジオNIKKEI