10日、水沢競馬場で行われた第47回赤松杯(3歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金250万円)は、3番手でレースを進めた山本聡哉騎手騎乗の1番人気マイネルアストリア(牡5、岩手・板垣吉則厩舎)が、直線で先頭に立ち、盛り返してきた4番人気ヴァケーション(牡5、岩手・畠山信一厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒1(良)。

　さらに2馬身差の3着に9番人気ヤマショウブラック(牡6、岩手・小林俊彦厩舎)が入った。なお、2番人気マツリダスティール(牡4、岩手・菅原勲厩舎)は4着、3番人気ツクバクロオー(牡7、岩手・伊藤和忍厩舎)は9着に終わった。

　勝ったマイネルアストリアは、父ハードスパン、母オレゴンレディ、その父Shamardalという血統。岩手転入初戦で重賞初制覇を果たした。