「
中山グランドジャンプ・JG1」(16日、中山)
7年連続で
中山グランドJ(16日・中山)に挑む
オジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田郎)が、大一番での復活Vを期す。
22年初戦の
阪神スプリングJは3着だったが、他馬より2キロ重い62キロの斤量を背負っていた。主戦・
石神深一騎手(39)=美浦・フリー=も、「同じ斤量なら負けなかった」と前を向く。13日の美浦Wでの最終リハは、力強いフォームで6F84秒8-36秒9-11秒4をマーク。感触を確かめた鞍上は「いつも通り。前走より良くなってます。とにかく丈夫だし、すごい馬です」と改めて感心しきりだ。
勝てばJRA所属馬として史上最年長での重賞V。さらに石神自身も障害通算1000回目の騎乗(史上16人目)で、Vなら障害重賞21勝目で史上タイとなる。3月27日には4人目の子どもが誕生したばかり。「ファンの皆さんと同じ、オジュウの負ける姿は見たくない。子どもたちにも格好いいところを見せたいですから」と穏やかなほほ笑みを浮かべた。(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ