IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。今回の発表は2022年1月1日から4月10日までに実施された世界の主要レースが対象とされており、レーティング118以上を獲得した28頭が掲載された。
新たな対象レースとして、
ドバイワールドカップデーの各競走に加え、カーターハンデキャップ(米G1)やTJスミスS(豪G1)などが加わっている。
ランキング首位は、
ライフイズグッド(米)と
ネイチャーストリップ(豪)の2頭がレーティング124で並んだ。
ライフイズグッドは今年1月に
ペガサスワールドカップ(米G1)で、昨年の米国
年度代表馬ニックスゴーに圧勝。
ネイチャーストリップはTJスミスSを3連覇し、豪州のス
プリント路線を牽引している。
第3位にはスピーカーズコーナー(米)がランクイン。レーティングは123を獲得。前走のカーターハンデキャップでは、ノーステッキながら4.1/2馬身差をつける圧勝劇を見せ、G1ウィナーとなった。
第4位は
ゴールデンシックスティ(香)で、レーティング122を獲得。2019年から続いていた連勝記録は「16」でストップしたが、チェアマンズトロフィー(香G2)で巻き返し勝利を挙げている。
第5位タイには、
ドバイワールドカップ覇者
カントリーグラマー(米)と、昨年の
BCターフス
プリント覇者
ゴールデンパル(米)がレーティング121で並んだ。
日本調教馬からは4頭が掲載された。レーティング120の第7位タイには、
日本ダービー馬として初めて海外G1・
ドバイシーマクラシックを制した
シャフリヤール(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)がランクイン。
また、レーティング118の第16位タイには、ネオムターフC(サウジG3)を制覇後
ドバイシーマクラシックで3着となった
オーソリティ(牡5、美浦・
木村哲也厩舎)、
ドバイターフで
ロードノースとの劇的な同着優勝を果たした
パンサラッサ(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)、今年4月の
大阪杯を制し重賞初勝利をGIで飾った
ポタジェ(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)がそれぞれランクインしている。