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【フローラS】美浦レポート ルージュエヴァイユ

ラジオNIKKEI
  • 2022年04月20日(水) 14時18分
24日(日)東京競馬場で行われるフローラステークス(GII)に出走予定のルージュエヴァイユ(牝3、美浦・黒岩厩舎)について、追い切り後の黒岩陽一調教師のコメントは以下の通り。

(デビューから2連勝して桜花賞の選択もあったと思いますが)
「12月のデビューで、成長の時期を考えてもゆっくりした方が良いタイプでしたし、使い出しも、桜花賞を見据えてというよりも、もともと長い方が合っているかなと思いまして、結果に関わらず桜花賞は目標にしないというプラン通りです」

(2戦2勝ですが、この馬の評価は?)
「体つきを見ても、まだ細くて頼りない部分がありましたし、調教でも、デビュー前にしっかりと本数をやってきまして、良い動きは見せてくれてはいましたが、体つきの頼りなさがあったので、実戦でどれだけ走れるのかな、という半信半疑の部分はありました。ただ、実戦にいって良い走りをしてくれましたし、乗ってくれた戸崎騎手もとても良い評価をしてくれたので、こちらが思っている以上の結果でした」

(前走後の調整は?)
「デイジー賞の後は、一旦山元トレセンで疲労回復を優先して、フローラステークスは目標にはしていましたが、良い回復具合だったので、出走することになりました」

(今朝の追い切りの内容は)
「先週までにウッドチップでトレーニングは積んできましたので、今週に関しては、もう良いパフォーマンスはできる状態にあると判断して、坂路で併せ馬を行いました。あまり強い負荷を掛けない内容だったと思います。しっかり最後まで気持ちの乗った走りをしていましたし、今日の追い切りは無事に終えられたと思っています」

(東京コースは初めてになりますが)
「新馬勝ちした後に東京を使うことも考えていましたが、中山だけという訳でもありません。むしろ、中山で良く終い届いてくれたなと考えていますので、広い東京コース、左回りも問題ないと思います」

(1ハロン延びる距離については)
「この馬のストロングポイントは、競馬を経験してきても、かなり積極的にトレーニングを積んできても、気持ちが高ぶることがなく、非常に落ち着きがある点です。それが競馬にいっても操縦性の高さに繋がっています。操縦性の高さがあることで2000メートルも問題ないと考えていますし、今後オークスを見据えていますが、それらの挑戦に関しても、精神面の強さが武器になると思っています」

(取材:木和田篤)

ラジオNIKKEI

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