◎24日(日)阪神競馬場で行われる第53回マイラーズC(GII)に出走を予定しているレッドベルオーブ(牡4、藤原英)について、追い切り後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

「(前走の六甲Sは)長期休養明けで馬のテンションも上がっていました。難しい馬でも乗り慣れている騎手なら、とも思いましたが、折り合い面が苦しかったかも知れません。打ち合わせ通りにはいかなかった部分もありました。

(中間は)やはり休養明けで一度使われて、馬も素軽くなっています。テンションも前走と比較すると落ち着いていると思います。いい傾向の状態にあると思います。

調教はやれば走ってくる馬なので、まずは体力を維持させて、今回騎乗する岩田望来騎手としっかりコンタクトをとらせて折り合い面に重点を置きました。

(1週前追い切りは)いつもと同じくCウッドチップコース一周で、折り合い重視で最後をサッという感じです。今日(の最終追い切り)も同じです。その中で馬がどういう状態であるのか、人馬のコンタクトがどうなのか、その辺りが大きなポイントですね。

馬の動きそのものはいいので、ポイントはコントロール面ということですね。後は枠順やレース展開で、どうなるかを話し合うということになりそうです。ポテンシャルは持っているので、しっかり嵌れば上位にはきてくれると思います。

(成長は)まだ難しい面はあるものの、身体がしっかりしてきた分、調教でやりたいことが出来るようになってきました。そういう面では理想通りきています。力は上位と思っています。期待をしているので応援よろしくお願いします」

取材：檜川彰人

ラジオNIKKEI