アメリカの
ケンタッキーダービー(3歳・G1・ダ2000m・5月7日)に出走を予定し、既に現地で調教を開始している
クラウンプライド(牡3、栗東・
新谷功一厩舎)が、ゲート練習中に調教助手を振り落とすハプニングがあったことが分かった。米競馬
メディア『Blood Horse』が報じている。
現地時間22日の朝、ゲート練習中だった
クラウンプライドは騎乗する松田全史助手を振り落とし、スタートゲートを出て左に転回。これをアウ
トライダーと呼ばれる誘導馬の騎乗者が確保。人馬とも怪我なく、ゲート練習もこの後の2回目で成功し、事なきを得た。
騎乗していた松田助手は「特別な合図なくゲートが開く日本に対し、アメリカではベルが鳴るため、馬が驚いてしまった。落馬したけど、
チャーチルダウンズの馬場を確認しただけで済みました」とコメントした。
クラウンプライドは父
リーチザクラウン、
母エミーズプライド、母の
父キングカメハメハという血統。
昨年10月に中京競馬場でデビュー。初戦で勝ち上がると、続く
もちの木賞も連勝で制した。年明け初戦の
ヒヤシンスSは6着に敗れたが、その後海外に遠征し、UAEダービーで重賞初制覇を飾っている。通算成績は4戦3勝。