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体重超過騎手が防護ベストのクッション抜く 西谷凜が騎乗停止処分

デイリースポーツ
  • 2022年04月23日(土) 19時04分
 23日の福島1Rでダンツカプリ(9着)に騎乗した西谷凜騎手(19)=栗東・谷=が、負担重量に関する注意義務を怠ったとして、24日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止となった。なお、24日の福島で騎乗を予定していた2鞍は乗り代わりとなる。

 同レースの負担重量は53キロだったが、同騎手は調整できず0・2キロ分オーバー。レース前の検量で把握されていたものの、レースは施行規定に基づいて騎乗した。

 しかし、少しでも体重を軽くするため、保護ベストのクッションを自ら抜いたことがレース後の聴取で判明。騎装具の改造に加え、今年2月19日の小倉でも体重超過のため30日間の騎乗停止になったことを踏まえ、今回は重い処分が下された。

 同騎手は昨年5月1日の新潟でも体重調整に失敗して脱水症状を起こし、全鞍乗り代わりとなっている(当時は2日間の騎乗停止)。

提供:デイリースポーツ

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