5月1日に阪神競馬場で行われる
天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)。長距離で好成績を残している
シルヴァーソニック(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)は侮れない一頭だ。
シルヴァーソニックは父
オルフェーヴル、
母エアトゥーレ、母の
父トニービン。半兄に
皐月賞馬
キャプテントゥーレがいる血統。
2019年1月に京都競馬場でデビュー。4戦目で勝ち上がると、そこから3連勝。3勝クラスではなかなか勝利を掴めなかったが、2021年6月の
ジューンSを勝利し、オープン入りを決めた。
同年12月にステイヤーズSで重賞初挑戦し、3着に好走。
天皇賞・春の前哨戦である
阪神大賞典でも3着と気を吐いている。通算成績は18戦4勝。
同馬は3000m以上のレースに4回出走し、[0-0-4-0]。馬券圏内率100%という長距離巧者。現在リーディング1位の川田騎手が手綱をとることも心強い材料だ。
父
オルフェーヴルが11着に敗れた
天皇賞・春から10年。同じ
池江泰寿調教師が管理する産駒が、奇しくも10年前と同じ8枠にゲートインした。父のリベンジを果たせるか、注目したい。