「NHKマイルC・G1」(5月8日、東京)
弥生賞ディープ記念5着の
インダストリアは28日、レーンを背に美浦Wへ。3馬身ほど追走した
スペシャルドラマ(4歳2勝クラス)の内に入ると、課題だった左に張る癖を見せることもなく、力強い脚取りで1馬身抜け出した。
6F82秒2-36秒3-11秒4に、鞍上が「モタれずに走れていたし、体がしっかりしてパワフルな感じ。ラスト200メートルの手応えも良く、いい動きでした」と初コンタクトの感想を伝えれば、宮田師も「やる気がみなぎっていますね。1週前にジョッキーに乗ってもらって良かった。来週はサラッとやれば十分」と笑顔だ。
前走はコーナーで外に振られるなどロスの多い競馬ながら、勝ち馬に0秒3差。「トップクラスでも戦えることが確認できました。今回はチークを着けずに臨みます。気持ちの面でも東京のマイルはピッタリ」とトレーナー。鞍上も「東京はすごく合うと思うし、G1チャレンジは楽しみ」と静かに闘志を燃やしていた。
提供:デイリースポーツ