東京11Rの第29回
青葉賞(3歳GII・芝2400m)は4番人気
プラダリア(
池添謙一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒2(良)。半馬身差の2着に2番人気
ロードレゼル、さらに半馬身差の3着に6番人気
エターナルビクトリが入った。
プラダリアは栗東・
池添学厩舎の3歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母シャッセロール(母の
父クロフネ)。通算成績は4戦2勝。
レース後のコメント
1着
プラダリア(
池添謙一騎手)
「初めてこの馬に跨った時から、この馬でクラシックに行きたいと思っていましたが、デビュー2戦は2着が続き、
日本ダービーに(目標を)切り替えて目指していこうとなりました。今日しっかりと権利を取ることができて良かったです。無事であればダービーに向かうと思いますし、(弟の
池添学調教師と)また一緒に向かっていけるのが嬉しいです。
まだ成長していかなければいけない部分や修正点はありますが、持っている素質は良いものがありますし、無事に本番を迎えてほしいです」
1着
プラダリア(
池添学調教師)
「期待していた馬でホッとしました。正直マイナス体重で出てくるかと思いましたが、プラス2kgで出てきて、次へ向けて輸送も心配ないことが分かったので良かったです。目一杯の仕上げで来たのではなく、ダメならダメで仕方ないと思っていました。いずれは良くなる馬で、まだ緩さもあるので......。
折り合いも問題ありませんし、終いも確実に脚を使ってくれます。来週いっぱいは休ませて、疲労を取ってダービーへ向かいたいです」
2着
ロードレゼル(
川田将雅騎手)
「課題だらけで修正することの多い馬ですが、ダービーの権利を取れたことは、最低限の仕事をしてくれました」
3着
エターナルビクトリ(
武豊騎手)
「惜しかったです。返し馬でだいぶ引っ掛かったので、折り合いに専念しました。来てはいますが、スパッと切れません。しかし、折り合いがつけば、最後は良い脚を使うことができます」
4着
グランシエロ(
三浦皇成騎手)
「外枠でしたが、内に潜り込んで、直線では馬群を割って良いところまで来ました。しかし、勝ち馬に一瞬で離されてしまいました。最後は来ていますし、できることは全てやりました。さらに成長できると思いますし、今後も楽しみです」
5着
レヴァンジル(
D.レーン騎手)
「ペースが流れた中で、道中はリズム良く競馬ができました。直線に向いて手応えが良かったのですが、思ったより伸びませんでした」
6着
アスクヴィヴァユー(
菅原明良騎手)
「ダートで勝っている馬らしさがあって、道中はハミを取れず、フワフワさせてしまいました。位置を取る予定が上手くいかず、後ろからになり、早めに動いていこうとしましたが、動けませんでした。内の馬に張られて外を回らされましたし、苦しかったです」
7着
ロンギングエーオ(
石橋脩騎手)
「上手な競馬をしてくれました。厩舎スタッフが上手く仕上げてくれました。最後もよく頑張ってくれました。今後に期待したいです」
8着
クワイエットホーク(
岩田望来騎手)
「出遅れて後ろからになりましたが、3、4コーナーで上がっていってくれました。脚を使うような雰囲気はありましたが、まだ緩く、成長の余地があると思います。長めの距離で活躍してくれそうです」
9着
サンライズエース(
大野拓弥騎手)
「もう少し折り合いをつけたかったです。リズムが悪くなってしまいました」
10着
メイショウウネビ(
松岡正海騎手)
「勝った馬の後ろで上手く運べました。しかし、4コーナーでのペースアップについていけませんでした」
12着
オウケンボルト(
M.デムーロ騎手)
「前に行けて良い感じでしたが、直線に向いて伸びませんでした」
ラジオNIKKEI