セリフォスに注目したい。4か月半ぶりの休み明けを制して3歳マイル王に輝くことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/8(日)
NHKマイルC(3歳・牡牝・GI・東京芝1600m)
セリフォス(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)は昨年新馬戦、
新潟2歳S、
デイリー杯2歳Sでデビュー3連勝。続く朝日杯フューチュリティSは2着に敗れたが、勝ち馬に目標にされた結果で負けて強しの走りだった。今回はそれ以来4か月半ぶりでも仕上がっており、雪辱が期待される。鞍上は初コンビの
福永祐一騎手。
ダノンスコーピオン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は今年初戦の
共同通信杯で7着に敗れたが、
アーリントンCで巻き返して重賞初制覇を果たした。朝日杯フューチュリティSで3着という実績もあるように元々ポテンシャルは上位の存在。中2週での遠征はカギとなりそうだが、ここも勝ち負けを期待したい。鞍上は
川田将雅騎手。
ジャングロ(牡3、栗東・
森秀行厩舎)は1200mの
中京2歳Sと
マーガレットSを制すと、続くニュージーランドTも2ハロンの距離延長をこなして逃げ切り勝ち。東京マイルは4走前に敗れているが、力を付け勢いがある今ならこなしてきそう。一気の4連勝で3歳マイル王の座につくことができるか。鞍上は引き続き
武豊騎手。
その他、
ファルコンSの勝ち馬
プルパレイ(牡3、栗東・
須貝尚介厩舎)、
シンザン記念を制した
マテンロウオリオン(牡3、栗東・
昆貢厩舎)、骨折明けの
アーリントンCで3着だった
キングエルメス(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)、重賞で連続2着の
タイセイディバイン(牡3、栗東・
高野友和厩舎)、
ジュニアCの勝ち馬
インダストリア(牡3、美浦・
宮田敬介厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。