5月15日(日)に東京芝1600mで行われる牝馬限定のGI、
ヴィクトリアマイル。ここに特別登録している
ソダシ(栗東・
須貝尚介厩舎)が、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
吉田隼人騎手が跨り、CWで単走。
フェブラリーS以来の休み明けになるが、4月上旬から栗東で追い切りを消化しているだけあって、久しぶりという感じは一切ない。向正面はゆったりと進めていくが、決して重い走りではなく、落ち着きがあるといった感じ。
3コーナーから4コーナーにかけてもさほどラップは速くならなかったが、最後の直線に向いてからが素晴らしいスピード。2Fは11.4秒から10.9秒と、いくら道中が遅いラップだったといっても数字的には文句なしのラストだったといってよいだろう。
時計は6F84.2〜5F67.3〜4F51.7〜3F36.3〜2F22.3〜1F10.9秒。馬の少ない時間帯で自分のリズムを重視して走ることができたとはいえ、前半と後半の緩急がしっかりとついた内容。追い切りを見ている印象では前走以上、そんな雰囲気を感じる。
(取材・文:井内利彰)