5月8日(日)に東京競馬場で行われる第27回
NHKマイルC(GI)に出走予定の
ジャングロ(牡3、栗東・
森秀行厩舎)について、共同会見での
森秀行調教師のコメントは以下の通り。
「(前走のニュージーランドTは)スタートが速い馬なので、自然と逃げる形になって、理想通りに運べました。小さい馬だったんですが、腰回りに肉がついて、良い形になってきました。
順調に疲れも取れて、先週と今週は思い通りにやれました。今週は(坂路で)51秒台、時計通りの動きができました。
中山と違って、(東京は)直線も長いのでどうなるかわかりません。行く馬がいなければ行くでしょうし、レースなので(展開面は)どうなるかわからないですね。
(強みとしては)成長力があります。小さい馬でどうかと思いますが、どんどんと大きくなってきました。
(1997年に
NHKマイルCを勝った)
シーキングザパールは体が長くて、バネのある馬だったんですが、
ジャングロは小ぢんまりとしています。(
武豊騎手とは)あの時(1997年・
シーキングザパール)みたいに勝てれば良いですね。
(藤田晋オーナー所有馬のGI出走としては)すでに
朝日杯FSへ出走していますが、ここまで順調に来ていて、これから競馬界を支えていくオーナーだと思いますし、頑張ってもらいたいですね。
話題先行になっていますが、だいぶ実力が伴ってきたので、何とか頑張りたいと思います」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI