5月8日(日)に東京競馬場で行われる第27回
NHKマイルC(GI)に出走予定の
ダノンスコーピオン(牡3、栗東・安田隆行厩舎)について、共同会見での安田隆行調教師のコメントは以下の通り。
「(前走
アーリントンCの)状態としては、去年の
朝日杯FSの時までは戻っていませんでしたが、
共同通信杯よりは戻っていました。結果はどうかと心配していましたが、良い走りをしてくれて、勝てました。
前走後は順調に来ています。15−15は1本入れましたが、本追い切りは今日が初めてでした。馬にプレッシャーを掛けずに、楽に坂路を上がる感じで調教を済ませました。
共同通信杯の時は馬の調子が今回よりも良くなく、今回は前走以上の状態なので、
共同通信杯の結果は気にしなくて良いかなと思います。去年の
朝日杯FSの時は状態が良く、良い走りをしてくれました。その後は、調子を崩してなかなか元に戻りませんでしたが、ここにきて本調子になってきました。
ロードカナロアに似ているところは、競馬に対して落ち着いているところですね。馬房でもゆったりとしています。走りとしては、
ロードカナロアには先行力がありましたが、
ダノンスコーピオンの場合は終いの脚を重点にしています。それでも、勝つことは同じなので、そのあたり(
ロードカナロア産駒で勝つこと)は嬉しいです。
(川田騎手は)僕の弟子なので、また2人でタイトルを獲りたいですね。自分の調教師人生も残り少ないですが、ここで大きいところを弟子の川田騎手と獲りたいと思っています」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI