「NHKマイルC・G1」(8日、東京)
上昇一途だ。
アーリントンCで重賞初制覇を果たした
ダノンスコーピオンは4日、栗東坂路で単走追い。馬場の真ん中を弾むようなフットワークで駆け上がり、余力十分に4F54秒2-39秒6-12秒5をマークした。
前走から中2週のローテとあって、安田隆師は「あまり馬にプレッシャーをかけないように」と調教の意図を説明。軽快かつ滑らかな動きを見届けると、「本当に、楽に坂路を駆け上がるような形で調教を終えられました」と理想的な内容に満足げだった。
主戦を務める川田が「時間が必要なタイプ」と表現するように、陣営期待の
ロードカナロア産駒は明らかに成長途上の段階。それでも「先々、もっと良くなる馬であるのは間違いない。ただ現状でも、これだけの成績を上げてくれている」と名手が認めるポテンシャルの高さは魅力だ。
完全復活に手応えあり。指揮官が思いをストレートに伝える。「昨年の朝日杯FS(3着)は本当にいい状態で、いい走りをしてくれました。その後、体調を崩してなかなか元に戻りませんでしたが、ここにきてようやく本調子が戻ってきました。川田騎手と一緒に、何とかタイトルを獲りたいです」。7着に敗れた
共同通信杯の出来とは雲泥の差。今度は自信の東上だ。
提供:デイリースポーツ