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ヴィクトリアマイル・G1」(15日、東京)
女王が目覚めの時を迎えようとしている。3冠牝馬
デアリングタクトは4日、先週に続いて松山を背に栗東CWへ。
イクスプロージョン(4歳3勝クラス)と、同じレースに出走する
ミスニューヨーク(5歳オープン)との3頭併せを行い、6F84秒1-37秒1-11秒2と上々の時計をマーク。前者に1馬身先着、後者と併入した。
「先週よりも動きが素軽くなっています。徐々にこの馬らしさを取り戻しつつありますね」。先週は厳しめの
ジャッジだった鞍上も、一転して明らかに歯切れがいい。杉山晴師も「追ってからの反応が良かった。筋肉の張りが出ている。コンディションはいいですね」と手応え十分だ。
「よくここまで来られたと思います。来週、さらにもう一段階良くなってくれたら」と主戦。1年のブランクを、はねのけて復活Vへ。3冠牝馬が、その態勢を整えつつある。
提供:デイリースポーツ