最終日まで激しい争いを繰り広げた第1回福島リーディングは、7勝を挙げた
丹内祐次騎手(36)=美浦・フリー=が獲得。「“みちのくの男”と呼んでください!」。明るい性格が
トレードマークの丹内(北海道函館市出身)に笑顔がはじけた。デビュー19年目で自身初となる開催リーディング。「いいきっかけになる。勝たなきゃ駄目なレースを決められたのが大きかったです」と振り返った。
今週から春の新潟開催がスタート。「家では(新潟県)魚沼産のコシヒカリを食べている。その
パワーを出します」と気合は十分。開幕週のメインイ
ベントである
新潟大賞典は、目下2連勝中の
アルサトワと初タッグを組む。鞍上と同様に勢いに乗る先行馬だ。
「開幕週だし、チャンスがありそう。いい馬の依頼を頂いたので頑張りたい」。新潟重賞に騎乗するのは、17年
新潟大賞典(
マイネルフロスト=2着)以来5年ぶり。“みちのくの男”が越後でも続けて大暴れといく。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ